報復心を未来に解き放つ日記

メタルギアとかゲームとかアニメとか映画とかの低レベルな感想駄々もれ日記

ガンダムSEEDdestiny リマスター第一話感想

ある種の実験作

まずは前書きをする。
既にSEEDシリーズのアニメは見てる。アストレイシリーズは読んでないが、本編の漫画版は高山版とthe EDGEは読んだ。小説は読んでない。
世間の評価も知ってるし、自分もこのシリーズを良作とは思っていない。
良い部分を上回るほどに悪い部分が目立つからどうにも擁護できない。
ならば何をするのかと言えば、あらためてアニメを見ながら色々考えていくのだ。
どうすればよかったのか、とか。
ただただ文句を言うのはもう既にやったから。


第一話
あらすじ
C.E.71。オーブ連合首長国に住んでいたシン・アスカは家族と避難をしていたが、フリーダムとカラミティの撃ち合いに巻き込まれて家族が死んでしまう。
その後、条約などを締結して無事(?)終戦

二年後のCE73にて、オーブの代表になったカガリと付き人のアレックス(アスラン)は、プラントの代表であるデュランダル議長と非公式に会談を行う。だが新たな戦いはすぐそこまで迫っていた。


・冒頭
前作主人公が、足元にいた人を知らずにぶっ飛ばした。
これは良い展開ですよ。
その後フリーダム見て「お前は!あの時の!」とかやったら燃えるでしょ。やらないけど(笑)
え?カラミティのせいだって?上から下に撃ってるんだから死因はフリーダムのビームでしょ。
まぁフリーダムのせいというより戦闘開始してから避難誘導をしてるオーブの偉い人のせいなんだけど。
お前のことやぞウズミ。なにやり遂げた感出して自爆しとんねん。


・議長(中の人補正込みとはいえ)有能すぎ
カガリは代表になったばかりだが、それを踏まえても議長にあしらわれすぎ。
しかし、何故非公式会談なのか。
連合にどうこう言われるからか?
ともかく、前作と今回の冒頭見るにオーブ避難民がオーブに戻らないのはトップに不信感あるからじゃないのか(笑)

・ザクに乗るアスラン
何で乗った。むしろ狙われるだろ。エヴァのエントリープラグじゃないんだぞ。コックピットの方が安全なんてことあり得ん。
カガリ殺す気か(笑)


・エクステンデット三人
前回の三人の方が強くね?(笑)アイツら三体でフリーダムとやりあえてただろ。
っていうか、ザフトは何でザク、シグーゲイツ、ジンと同じタイプのモビルスーツ同時に運用しているんだ。資源が無いから使い回してるのか?
……資源ないからってのはありうるか。
地上で空戦するMSのディンまでいるのはあまりにもおかしいが。
メンテナンスの作業効率悪いぞこれぇ(笑)


・インパルス
正直言えば、ナイフ以外は割りと好きな設定だったりする。
劣化Vガンダム?聞こえんな(笑)




さて、ここからは批判ではなく
『俺が見たかったガンダムSEEDシリーズ』
を考えてみる。
とりあえずいくつかの設定は本編にあわせていく。
つまりは空想妄想の類いだ。
長くなるのでリマスターの感想に合わせて書いていく。


『俺が見たかったガンダムSEEDシリーズ』①

ニュートロンジャマーについて
ザフトによって開発された、全ての核分裂を抑制する装置。
これにより原子力発電所は停止、地球はエネルギー問題に直面。
さらに核兵器の使用ができなくなり、通信障害も発生した。
これによる地球の被害は10億人に及んだとか。

ということになってるが、作中そんなに困ったことになってるようには見えない。
まぁ設定がリアルタイムで変更されまくるからプラモデルでの機体解説すらバージョンによってバラバラなんてザラであるから信用なんてできないのだが。
さておき、携帯電話をシンの妹のマユが持っており、通信障害は改善されてるのかいないのか判断しにくい。
っていうか、普通に軍艦が通信してるし。
レーザー通信とかをしてるという話だが、これでは電波障害がどの程度なのかすらわからん。
エネルギー問題についても、原子力発電所が使えないなら太陽光、火力、水力発電所に頼ることになるが、なんか最近のストフリはレーザー核融合使って発電してるらしいが、それならエネルギー問題にならんよな。核融合核分裂は別物なのでニュートロンジャマーの影響を受けないわけで。
ストフリに積めるサイズの核融合炉が作れるなら民間の発電所が作れる。

とまぁこんな感じで整合性が取れないので、このコーナーは最初の設定からして考え直すことにするのだ。
それのどこがガンダムSEEDなのかって?
これは『俺の見たかったガンダムSEED』なので問題ないでしょ。

で、ニュートロンジャマーについてだが、
設定はそのままにする。
なんかすごい技術で原子力発電所を停止させて核爆発も停止させて原子力潜水艦とかを全滅させて全世界規模の通信障害を起こしてレーダーも撹乱する。ミノフスキー粒子と違って常時発動する。
止めるための対策をしようとしてるが、数が多いこと、捜索するための人手、破壊の手段、電波障害による作業効率の低下など、あらゆる点で装置の停止は現実的ではない。完全に停止させるまでに100年かかるとか、そういう感じ。
テキトーすぎる?事細かに考えてたらどうにもならんし(笑)
で、世界的には核融合炉は実用化出来てないことにする。
携帯電話なんかはただの飾りと化し、インターネット等の情報の伝達レベルが19世紀並みに退化。
通信は有線での通信を使わないとできなくなり、発電所は火力、水力、風力、太陽などを活用するも原子力発電所がなくなった影響が大きくてとても発電量が足りない。
そして発電をするための燃料や資源がはね上がる。
自然と地球各国で資源戦争になる。
このゴタゴタで10億人が死ぬ。
ザフト「あとは各国が弱体化した辺りで我々がトドメを刺すなり降伏勧告出すなりする完璧な作戦」

しかしこんなことになったのでザフトに協力しようとか降伏しようなんて国家は存在しなかった。
しょうがないのでザフトは数で劣るものの、連合をボコボコにして宇宙から地球を支配する計画を立てる。
侵攻?電波障害ひどいし降りて拠点作るのめんどくさいし制宙権さえ押さえれば地球の連中は上ってこれないからこの戦争勝てます(笑)
あとは資源差し出させれば良い。


血のバレンタイン事件

CE70年2月14日に発生した事件。地球連合軍の核攻撃によってプラントの農業コロニーであるユニウスセブンが破壊され、24万人以上の犠牲者を出した。

プラントは「地球連合軍による虐殺」と非難したが、
地球連合は「プラントの謀略による自爆」とした。
こうして、「血のバレンタイン」がヤキン・ドゥーエ戦役の決定的な引き金となる。


どうもブルーコスモスのみなさんによる核攻撃だったらしいのだが、なんというか、この辺りの設定考えるならブルーコスモスの裏にさらなる黒幕がいたとか考えられるんだよね。いや、ロゴスのみなさんじゃなくて。
ブルーコスモスのみなさんを誘導して核攻撃させて、プラントと地球連合を戦わせる。
表向きにはロゴスのみなさんが金を稼ぐため。
自分は表に出ず、しっぽすら出さない。
核攻撃はザフトニュートロンジャマーを使わせるため。
これにより地球の通信ネットワークの壊滅と混乱を起こすことが目的で、このあと地球の通信ネットワークを改めて作り直すことで情報統制する。
作り直すのはザフトが地球を支配することになったらプラント主導で。
考えにくいが地球連合ザフトを倒した場合は地球連合をなし崩し的に地球連邦政府に格上げして政府主導によるネットワークの構築をする。
どちらが勝っても黒幕の思惑通りになる。
その目的は地球の平和的支配。
情報を支配することで世界を操る。
誰も気づくことはない。
自分の意思で動いていると思っている人々は実はみんな操られていた。

うん、元ネタは『愛国者達』です(笑)
まぁラクス様がファクトリーとか言う謎の組織にモビルスーツ作らせてるしあり得ないこともないと思うのだが。
そして立ち位置考えると、この黒幕がラクス様の可能性高いのだが(笑)
そしてこんなヤツが黒幕だったら絶対倒せないわけで(笑)
メタルギアソリッド2の時のどうにもならない感あった愛国者達レベルですよ。
「私は平和のために世界を統制します。全ては私のためではなく、あなた達のためです。争いのない誰もが幸福な世界のために世界を統一するのです。」
ラクス様ならこれくらいのことは言うだろう。
ナチュラルとコーディネーターの争いどうなったって話だが元々からしてそのあたりどうでもよくなってたし。
まぁ、ナチュラルとコーディネーターの争いが本来のテーマなのでここは次回考えよう。

METAL GEAR SOLID 2 SONS OF LIBERTY

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