報復心を未来に解き放つ日記

メタルギアとかゲームとかアニメとか映画とかの低レベルな感想駄々もれ日記

ガンダムAGE まとめ感想

そのりくつはおかしい


フリット、アセム、キオの三人主人公の三世代の物語を展開するという大河ドラマ形式にしてガンダムも進化するというコンセプトのガンダムシリーズ

50話じゃ足りないだろ。
一世代で25話位必要じゃねこれ。
などと思いつつ、結局一年で展開したわけだしその内容だけで判断しなくてはならない。

・シナリオ面
駆け足ながら「やるべきことはやった」といったところだろう。
本来なら各世代の青年編とか入れるべきなんだがそんな尺は無かった(笑)
ただ、イゼルカント様だけ納得出来なかった。

・プロジェクトエデン
平和な世界を作るために人々を殺し合わせて生き残るべき人類を選別する。
生き残った人類の遺伝子も含めて管理し、進化した、平和な心を持った新人類を創出する。
そのためのストレスとしての戦争、殺し合いを行わせる。
地球だけでなく自分の治める火星の住人すら選別の対象である。
「神にでもなったつもりか!」
イゼルカント様そもそも、この計画ゼハートにしか話してなかった。
わかっていたんだろう。
誰にも理解してもらえないってこと。
そりゃそうだ。
『平和な世界と平和な世界を作る人間を作るために今生きてる全ての人間を殺し合わせる。』
さながら蠱毒
でもこんなやり方で生き残るのはより強い人間だけではないのか。
過去作で言うと御大将みたいな。
それでもやりきってくれたら、息子を失って半分狂いながらもそれでも平和な世界作ってやると奮起した老人として評価できたが、死ぬ間際に「こんなことしたくなかった」などと日和られては。
ゼハートが浮かばれません。
あとフラムがマジ無駄死にです。
っていうか、全ての火星の人々が無駄死にです。

・好きなキャラクター
フラム(フォーンファルシア出さなかったのはどう考えてもおかしい)
セム(ウルフさん死んだあたりの)

・好きなシーン
1、フリット編でデシルをボッコボコのバラバラにして捨てるところ。
2、アセム編でスーパーパイロットに覚醒したアセムがデシルをボッコボコのバラバラにしたところ。
3、最終盤でガンダム仕留め損なった時にゼハートが絶望したタイミングでここぞとばかりに煽る脳内デシル兄さん。

なぜか印象に残るデシル兄さん。クロノスは出なかったがな(笑)


・好きなメカ
:AGE1
手足換装っていうのが面白い発想だった。オリジナル改造とかも出来そうだなとか。手足変えればオリジナルAGE1になるし。
後のアデルも使えるし。

ガンプラ HG 1/144 AGE-1 ガンダムAGE-1 ノーマル (機動戦士ガンダムAGE)

ガンプラ HG 1/144 AGE-1 ガンダムAGE-1 ノーマル (機動戦士ガンダムAGE)

ガンダムレギルス
色が赤くなると本当に印象変わるんだよね。まぁテレビでは色変わらんのだが(笑)
ホタルビット(?)とかあまり見ないタイプの武装してるからあらゆる点で新鮮だった。

HG 1/144 xvm-fzc ガンダムレギルス (機動戦士ガンダムAGE)

HG 1/144 xvm-fzc ガンダムレギルス (機動戦士ガンダムAGE)

:ダークハウンド
クロスボーンとコラボしようぜ(笑)
しかし元のAGE2から外見変えなきゃならないのはわかるんだけど、あまりにもノリノリである

HG 1/144 ガンダムAGE-2 ダークハウンド (機動戦士ガンダムAGE)

HG 1/144 ガンダムAGE-2 ダークハウンド (機動戦士ガンダムAGE)

:他の海賊メカ
腕がサイコガンとか狙いすぎだろ(笑)

HG 1/144 BMS-003 シャルドール ローグ (機動戦士ガンダムAGE ~追憶のシド~)

HG 1/144 BMS-003 シャルドール ローグ (機動戦士ガンダムAGE ~追憶のシド~)


フリット
なんのかんのと暴れまわっていたけど、フリットが暴れてなかったらヴェイガンが地球制圧してた。
キオ編の段階でかなり地球やられてたから、フリットが救世主なのは実際間違いない。
そしてヴェイガンが地球制圧していた場合はイゼルカント様による地球を実験場としたプロジェクトエデンが実行されてヴェイガンの内ゲバが発生していただろう。
プロジェクトエデンは火星の住人すら殺し合わせることも辞さない計画である。
ザナルドとか見るに既に内乱の兆候はあった。

・キオの不殺
キオが不殺キャラとなっていたが、キオはそもそも兵士ではない。そしてヴェイガンが怪物とかでも何でもなく人間だとわかれば殺したくないと思うのは自然だ。会話が出来て友達にもなれた。
不殺をするようになる理由はちゃんと説明されている。
そしてこの行動は誰も支持していない。
「やめないとお前がやられるぞ」
とか。
「奴等は敵だ」
とか。
そしてキオが説得できたのは友達と祖父だけである。他には誰も説得出来てないのだ。
後ろ盾も権力も無い少年が説得できる相手はそれだけだ。
で、説得されたフリットはついに報復心を捨てて別の道を歩む。
今日より良い『明日へ』向かうために。
ハイ、上手いこと言った感じ出したいだけー(笑)

・俺はどう思うのか
正直ダブルオーの後だから戦闘シーンがなんかのそのそしてるように見えてしまった。
後から誰かが指摘していた気がするが、そもそも戦闘自体がほぼ無くなってた時代だから動きが鈍いのだ、ということ。そしてだんだんと時代が進んで動きが良くなってるのだ、ということらしい。
色々言われてたが正直イゼルカント様周り以外は割りと腑に落ちたから、面白いアニメだったと言い切れる。
最高!ってわけでは無いけど、悪くはないと思う。