ガンダムSEEDdestinyリマスター 第33話感想

ROBOT魂 機動戦士ガンダムSEED [SIDE MS] フリーダムガンダム 約140mm ABS&PVC製 塗装済み可動フィギュア

俺の出番もあとわずかか。

前回までのあらすじ
ステラがキラさんに殺されてシンが闇落ち。
ということにしたいんだろうというのはわかるのだがキラさんのこれまでのアクションに問題があるので
「それはダメだシン！」
ってならない。

・ステラ沈める
魚の餌だとか水死体は浮いてくるとかなんとか色々言われているようだが、遺体を持って帰るにしろ連合に回収されるにしろ研究所送りだろうし、墓を作る暇も無いし、考えようによっては自然に還せてるともいえる。
それより問題なのは回想する思い出がロクな思い出がないのと、何回も見せられてるせいで重みがなくなってるということだと思うの。

・レイと訓練
フリーダムを相手にシミュレーションするシンとレイ。
それを見たアスランはキラは敵じゃないと語るも無理筋過ぎる。既に攻撃を受けてるし。
シンが話を聞こうとしないのは、アスランが本来の実力を発揮してないから自分でやるしかないとか思ってる部分もあると思う。
でも敗けの経験は役に立つかは活かせるヤツかどうかだと思う。

・ムウさん
検査の結果ムウさんだったー！
まぁ知ってた。
急にムウみたいなことを喋り出すのはなんなんだろうね。仮面に感情を操作する機能でも付いてるのか。

・権限と力
せっかく与えられてる権限を活用せず、持ってる実力を発揮してないからシン(と視聴者)がキレてるんやぞ(笑)

・議長の全世界放送
デストロイの大暴れを公開されたら世論が敵に回る。当たり前だよなぁ(笑)
むしろ何でこれを想定してないのか。
「早く止めさせろ！」
世界を裏で支配してるんじゃねぇのかよ何で放送ジャックされてんだロゴス。

・ミーア演説
明らかに不機嫌になるキラさん。
いやそりゃそうなんだけどさ。

・ロゴスのみなさん顔バレ
今で言うと、ツイッターで暴れてるネット工作集団が顔と住所特定されて拡散されてしまったようなものである。
やってることは戦争の拡大なので規模がまるで違うけど。
「これは大変なことになる！艦長！キラ！」
祭りになるな(笑)

・次回
みなさんお待ちかね(？)
悪夢。
インパルスがもっとも輝く戦闘である。

・久しぶりの俺の見たかったSEED
悪夢回を前にしてひとつ。
悪夢回自体は元から予定してただろうと思う。
そのためには
１、シンがキラとフリーダムを全力で殺しにかかる理由付け
２、ザフトがアークエンジェルを攻撃する理由付け
３、アスランが止めに入れない状況
これらを達成してる必要がある。

製作としては、
「キラさんやられたウワァー！」
「でもシンが殺しにかかる理由もわかるグワァー」
「アスランの気分こんな感じなんだろうなギャアー」
「こんなんで来週までまつのかぁー」

ってなるのが目的の回のはずだった。
しかし実際はというと、

これと大体同じ反応になってしまった。
何故かと言えば、最もやらなくてはならないことが出来てないからだ。
すなわち

４、アークエンジェルメンバーが最初からここまでの間罠に嵌められていて、実は落ち度が無い。

例えばミネルバを撃ったのが迎撃のためやむなくだったり、
ハイネ死んだのはキラの攻撃のせいに見えるけど実際は違うとか、
積極的に攻撃せず迎撃しかしないとか、
オーブを止めるのがやりたいならフリーダムで暴れるのではなく声かけのみやって迫る攻撃だけフリーダムで捌くとか、
ミネルバ側からみて友軍を攻撃してる謎の勢力にしかみえないような描写をするとか。
そういう部分が足りないためにフリーダムが落とされても
「ザマァ(笑)」
としか思えなくなるのだ。

実際当時そう思ってたし。
だから話の組み立てって大事だよね。
描きたいことを考えてそこから逆算するならよほどの構成力が必要だろう。
まぁ、既に過ぎたことなので取り返しなどつかないのだが。