報復心を未来に解き放つ日記

メタルギアとかゲームとかアニメとか映画とかの低レベルな感想駄々もれ日記

メタルギアソリッドVファントムペインその9 後の時代との繋り

『俺たちがこの時代を作った』


雷電リベリア反政府軍の少年兵として戦わされていたのが80年代とソリダスが語っていたが、リベリア内戦で反政府軍が戦いを始めたのが1989年。
その前にクーデターが発生しているが、一度目のクーデターは成功してすぐに政府軍になっている。
さらにその政府軍に対抗するためのクーデターが起こるが、これは失敗する。
なので、恐らく雷電が参加したとされる戦いは1989年からの戦いだと思われる。
そもそもリベリア内戦が本格的に内戦になったのが89年である(クーデターを含めれば80年からになるんだけど)しかし雷電がこの戦いのどのタイミングで少年兵だったかは語られてないので確かなことは言えない。あと、ソリダスがこの戦いで何をするために少年兵を育てていたのかも不明である。
『知りたかったんだよ。我々が作られたものであるかどうか』
これが理由なのか。
年代的にソリダスはソリッドとリキッドの二人と同じかその後ぐらいに産まれているので年齢的には10歳くらいか、それよりも幼いはずだが、恐るべき子供たちは老化が早い調整をされてるらしいし、ソリダスも成長を促進されていたのかもしれない。もしくは細胞が古いから生れつき老化してたか。
まだVR訓練はないはずだから相当な英才教育を受けて兵士になっていたということになる。

結局何が言いたいか。

こうしてみるとソリダス出しづらい(笑)



でも、例えばソリダスの少年兵育成のきっかけとかが、ヴェノムとのやりとりや戦いがあったからだったりしたら
『お前の復讐がさらなる報復の種をまくことになる』
みたいな感じになる。(結局そうなってないが(笑))
ハニービー(スティンガーミサイル)がアメリカからアフガンに流されていたのが時を経て9/11を起こすように関係が悪化したりするのと同じで。
実はこの頃に起きていたことが尾を引いて後のメタルギアの出来事や歴史上の出来事にに繋がってるんだぞって話、になってたらよかったのだが、
蝿の王国が無いから1の出来事に繋がるようにしてたのがなんかなってない感じに(映像特典は限定版のみなのでソフトのみだと足りない)
ソリダス結局出てないから2の出来事にも大して影響が無い。アフリカのザイールで戦っていたからリベリアにも行こうと思えば行けるわけで、マップが足らんのだ(笑)
せいぜい4の月光みたいにメタルギアが普及してたとかその辺しか繋がりがない。ウォーカーギアが使われまくってるのは恐らく後の月光を意識してたのかと思う。
実はメタルギアの亜種は知られてないだけで普及してた、みたいな。
アウターヘブン建設予定すら話に出ないからマザーベース引き払う理由が無い。アフリカのどこかに作るはずだが、そういうエピソードが結局無かった。
また壊滅する予定だったのか?

こうして見れば後の話に繋がる部分がロクに無い。
せいぜい蝿の王国がそうだが、これは収録されてない。
ビッグボスの最後のメッセージにまったく感動できなかったのは多分これも理由のひとつだろうなぁと今になって思う。
『この世界を俺たちが作った』
これにうなずけなかった。
そんな大層なことやってないからだ。
いや、本当はやってたのかもしれないが実感に乏しい。
やったのはただの報復である。
あとはせいぜいボスの真似事である。
実力があれば誰でも良いならそこに何の価値があるのか。