報復心を未来に解き放つ日記

メタルギアとかゲームとかアニメとか映画とかの低レベルな感想駄々もれ日記

映画の感想:血のバレンタインとブラッディバレンタイン

血のバレンタイン [DVD]

血のバレンタイン [DVD]

  • 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
  • 発売日: 2009/08/28
  • メディア: DVD

新旧二本立て

スプラッター映画のリメイク版が存在する映画は多い。
ホッケーマスクの彼や、人皮マスクの彼なんかにもある。
ハロウィーンマスクの人はどれ見れば良いのやら。
最近になって動くオモチャさんもリメイクされたからな。
さておき、今回は『シリーズ作品にならなかった割にはけっこうビジュアルで人気になってる感じ』の殺人鬼ハリー・ウォーデンの映画二本の感想で。
バレンタインパーティー死すべし!(非モテキモオタの叫び)
せっかくなので比較もしたいと思っていたりする。

・ハリー・ウォーデン
本編の20年前、バレンタインパーティーの日に他の仲間七人と鉱山で残業してたら、二人の仲間が後方でガスの管理を怠ってバレンタインパーティーにさっさと行ったため爆発と落盤を起こし残ってた五人は数週間暗闇に閉じ込められた。ハリー・ウォーデンは仲間の死体を食べて生き延びていたが、完全に狂っていた。自分達を置いて行った二人の仲間を惨殺し街を恐怖に陥れた彼は精神病院に送られた。

リメイク版だとガスの爆発原因は鉱山の社長の息子で、落盤してから仲間を殺して酸素を確保して生還するも昏睡してしまう、かーらーのー殺人鬼に覚醒。
病院のスタッフを開始十分とは思えないほどのハイペースで殺戮して鉱山に戻る。
そしてたまたま鉱山でバレンタインパーティーしていたリア充と社長の息子を血祭りに上げるのだ(開始から本当に10分位の状況です)

・よくあるタイプの流れを踏まえる
(旧)バレンタインパーティーを開くと現れるのでパーティーは長らく禁止していたが、もう20年経ってるからええやろとパーティーやることになる。
ところがパーティーを再開することになったとき、再び殺人が起こる。
果たしてハリー・ウォーデンが戻ってきたのか!?
という割りとこういう映画の定型は崩してない。

(リメイク)10年短縮されて物語が始まる。つまりは病院と鉱山の殺戮から10年後。構成が実のところ逆で、オリジナルは街中→鉱山だが、リメイクは鉱山→街中→鉱山である。死ぬのも若者→町中の古株と逆に。

・殺人鬼のビジュアル
外見としてはガスマスクにツルハシというガスマスク萌えの方にもおすすめである(笑)
リメイク前と後でガスマスクのデザインが異なるので二度美味しい(笑)


・グロ表現
けっこうハードなのでダメな人はダメ。
しかしながらオリジナル版だと修正がなされてるのでそれなりにマシだろう。
何故か日本公開版は修正されてなかったらしいが見る方法をしらない。
リメイクは修正が無いので派手にやってた。
つまりオリジナル版だと見所が封じられてるわけだ。
それでもオリジナル版の見所を言うなら、乾燥機(保安官がなにか匂ってるのもポイント)
リメイク版の見所は序盤の病院と鉱山無双とモーテル無双(最初の方やんけ(笑))

・まとめて
バレンタインパーティー開くなハリーが来るぞー!(笑)
真面目な話オリジナル版のエンディングの曲が妙に完成度高いので、おそらくは製作陣のなかにバレンタインパーティー嫌いな人がいたのかもしれない(笑)