報復心を未来に解き放つ日記

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恋空

恋空

  • 発売日: 2017/08/31
  • メディア: Prime Video
 
結婚おめでとうございます(こんなの嫌がらせじゃねぇか)
 

・はじめに
新垣結衣さんが結婚されたと聞いて、思い起こしたのはこの映画であった。
というよりある時期からテレビをロクに見なくなってたので、ドラマとかで活躍とかされてても知らんかったのである。
で、この映画についてであるが、そもそも自分は恋愛映画というものを好んで見るような趣味はない。
これまでの映画感想(笑)を見ればわかることだが、そういうのは受け付けなくなっている。
じゃあなんで見ることになったのかというと、
スプラッターな映画ばっかり見てないで普通の恋愛映画とか見たら?」
「例えば?」
「恋空とか。」
ということを言われてホイホイと見ることになってしまった。
まぁその時の自分は色々と精神的に追い込まれてたのでスプラッターな映画でストレス発散していたわけだが、毎回毎回見るには油がギトギトだった(例えとして理解してもらえるのだろうか)
「たまにそういう、爽やか?な恋愛映画でも見てみるか。焼肉屋で食べるオイキムチみてぇなアッサリした歯ごたえを所望する。」
というテンションでレンタルした。
ここまで読んだ段階でご理解頂けると思うが、実のところ本作の前評判などを全く聞かず調べずあらすじも読まないで見たのだ。

見たことを後悔するほど嫌になりはしなかったが、爽やかには程遠い映画であった。
胃もたれするわこんなん。
 

・序盤
二人の高校生が出会う下りがまずサイコサスペンスホラーなんよね。ざっくり説明すると

1、ガッキーが携帯電話を落とす。で、友達に鳴らしてもらいながら探すと図書室の棚に置いてあり、音楽が鳴っている。

2、携帯電話を取って親友に
「ありがとう、見つかったよー」
と言うと
「よかったな。」
と、知らない男の声がする。

3、慌てて切り、携帯電話を確認すると電話帳の番号が全て消されており、さっきの男の番号しか残されてない。そこでもう一度その番号に電話する。

4、電話でのやり取り。
その後毎日電話はかかってくる。
相手の男は名を名乗ることもなく夏休みの間毎日やり取りを続けていき、ついに名前を知り、恋愛にすすむのだが……

これが序盤である。
別に悪意ある切り抜きとかではなくこういう流れで二人は知り合って恋愛に進む。
ありえないんだよね(笑)
いや、これは映画だからとかそういう次元じゃなくて、
実際に自分が同じような状況になって同じようなことを言われたらどうか?って思ったら流石に怖いわけで。
僻むわけではないけど相手の男が三浦春馬じゃなければ成立しないんですよ(笑)
いややっぱりイケメンでもだめだわ。
「ターゲットの携帯電話拾って電話帳全消しして自分の番号だけ入れて図書室に来たターゲットが拾うように電話鳴らして待つ。」
普通こんなことされたらマッハで110します(笑)
スプラッタ映画見過ぎてたからストーカー殺人鬼映画と間違えてレンタルしたのかと本気で思ったぜ
電話の着信音が「着信アリ」だったら着信アリの新作って言っても通じるレベルやぞ!?(笑)


・中盤
ガッキーは電話の男としばらく長電話して結果まぁ恋愛に進む。
まぁ恋愛映画だからそうなるわな。サイコサスペンスじゃないしね。
そのようにのんきに思ってたらガッキーがヤンキーに追いかけ回されてまぁ、つまり、レ○プをされる展開がある。その際ボロボロになった彼女(いわゆる着衣の乱れなどは事務所の問題とかなのか全く無いけど)のもとに三浦春馬ことヒロがどこにいるのかもわからんのにノーヒントで助けに現れる。
「どうしてここに来れたの?」
「……愛の力、かな。」
お前やったな?
お前がけしかけたんやなアイツラ。
と本気で思ったがそういう展開ではない。
ヒロの知り合いの女ヤンキーが犯人で、ヤンキー集団に命令したのである。

これだけでも胸焼けするが、なんとこのあとすぐにヒロの子供を妊娠する。たぶん尺の問題なのかもしれない。
そしてすぐに例の女ヤンキーに突き飛ばされて流産する。
挙げ句理由説明無くヒロは別れを告げて姿を消す。

とりあえずストーリーに盛り上げを加えるために困難と不幸をブチ込むのはいいけど、下手なスプラッタ映画よりギトギトな油塗れである。
最早重油である。


・終盤
学校卒業して就職。そんで真面目で大企業勤めで誠実な好青年の男と付き合い出すが、実はヒロが急に別れを言い出して消えたのはヒロが重病で余命わずかだったからであった。
まぁ、予想のつく通り好青年を捨ててヒロのもとに行くことにするという流れだ。
この下り要らんよな。

まぁこのあとヒロは死ぬわけだが、
「助けてください!」
とは言わん。それは違う映画だ。
正直この段階でもうシナリオに「ノれない」俺は静かにディスクを取り出した。
直ぐに一緒にレンタルしてた十三日の金曜日パート4を再生した。
ジェイソン君の頭にナタを叩きつけるシーンが最高に爽やかだったよ!(笑)
 


そんなわけで恋愛映画はムリだなって思ったのである。
そういう思い出が今回の結婚話で思い出されてしまったというお話。

13日の金曜日 PART4 完結篇 [DVD]

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  • 発売日: 2007/08/24
  • メディア: DVD