報復心を未来に解き放つ日記

メタルギアとかゲームとかアニメとか映画とかの低レベルな感想駄々もれ日記

けものフレンズ大炎上事件第二部episode6『じんもん』

尋問記録


ガチャッ!


「日本だけじゃない。あの頃けものフレンズは世界中から好まれていた。」
「だからお前は、実績のある企業に製作をやらせるつもりだったんだな。」
ヤオヨロズは独自の製作をしていて信頼性に欠けていた。だからこそ日本でも信頼のおける大企業に製作を頼もうとしていたんだ。大手なら何かあっても修正がきく。そうだろう?」
『ふん。』
「それで事実、お前達はたつき監督を降板させた。ところが製作を行ったのは大手ではないトマソンと海外の外注、飲みの席で決まった監督だった。」
「そんなの僕のせいじゃない。」
『貴様…』
「どうにもならなかった!僕はファンのために僕の出来る事をしただけじゃないか!どこが間違ってる!」
「アンタの頭の中はどうでもいい。事実は外の世界で起きたことだけだ。」
「わかってくれ!」
「お前が連中を使って続編の製作を進めた。煙草にぶつけるために納期を前倒しにして製作した2期は作画、脚本、演技指導が全て崩壊していた。内容そのものも誰が見ても一期の否定に満ち溢れていた。」
「まさか…それを僕が、わざとやったって……」
「シリーズの人気は地に落ちた。お前の主導で、全てが。」
「だからって………そうだ、僕だって失ってる。地位を追われて表で動けなくなった、僕だって被害者だ」
「だとしたら、不自然なことがある。何故お前は何の説明責任も果たさないで罰も受けないでいる?何故お前の上司はあの日から出世をしている」
「あんなヤツ……」
「そしてお前は何故あの日より上の立場になっている?奴等に従ったおかげだ。」
「無理矢理働かされた!二年前から奴等に利用された!2年だぞ!」
『2年。誰にとってもな。お前だけじゃない。』
「君達は僕のせいにすれば気が晴れるんだろう。だけど僕の、僕の、貴重なツイッターアカウントは、誰が返してくれるんだ。」
「まったく取り返しがつかんな。」
『プロデューサー、お前は被害者じゃない。加害者だ。』
「僕には何の非も無い!」
「誰も証明できないし信じない。」
『そう、誰も信じない。お前の事を。』


ガチャッ!


「いつまで続ける?」
『調査の結果、奴が白だと判明したら処遇を変えてやる。だがそうはならないだろう。』


本文はフィクションです(笑)