報復心を未来に解き放つ日記

メタルギアとかゲームとかアニメとか映画とかの低レベルな感想駄々もれ日記

かぐや様は告らせたい 12話感想

MVPは都内ラーメン四天王J鈴木(笑)

・花火の音は聞こえない

ささやかな願いだった。
友達と一緒に花火を見る。
ただそれだけ。

ただそれだけなのにどうしてこうもままならないのか。

またいつもと同じように夏が終わっていく中で、
ついに彼女は本音を吐いた。

「みんなと花火が見たい」

狭い路地裏に、か細い声が響く。


「なら見せてやる」


涙を拭う暇もなく手を取られて連れ出される。
その先にはみんながいた。

まるで魔法のような時間。
走るタクシーはさながらカボチャの馬車のよう。
駆け抜けた長い長いトンネルを抜けたその先には、
夜空に輝く花が散る。

だが彼女は花火を見れなかった。
自分を連れ出した男から目が離せなかったから。
花火の音は聞こえない。
自分の心臓の音に掻き消されていたから。
夏が終わる。



・だからかぐや様は告らせたい
上の文章みたいななんか痛々しいことをやってしまったとベッドに頭を埋めて足をバタバタさせる会長。
自分も今そうなってます(笑)
でも、超かっこ良かったぜ会長!b

そして否応なしに会長を意識してしまうかぐや様は反射的に会長を避ける。
つまりはいつもの光景が広がっていた。
だから進展なんてあんまりしないんだからね!(笑)
結局素直になれないからこそかぐや様は、会長は、

「「貴方に好きだと言わせたい」」

壮大な戦いは新たなステージに向けて進みだしたのだ。
恋愛は戦。
好きになった方が敗けなのである。
だからこれは、敗けを(好きだと)認めさせる戦いなのだ。