報復心を未来に解き放つ日記

メタルギアとかゲームとかアニメとか映画とかの低レベルな感想駄々もれ日記

かつて神だった獣たちへ 第2話感想

戦争は終わっていない。


「引鉄を弾くべき時が来たら、きっと撃てるさ。」
そう言ったお父さんは戦争に行った。
家族のために。

それからしばらくして、戦争から帰ってきたお父さんはドラゴンになってました。
これが笑い話だったら良かったのに。

まだ家畜が犠牲になっているだけだった。
だがこのまま放置して何も起きないとは限らない。
時折獣のように雄叫びを上げるようになっていった。

だが誰かを傷付ける前に、お父さんは殺された。

引鉄を弾く時が来てしまったのだ。
父の仇を取るために。
しかしその仇は撃たれただけでは死ななかったのだが。


なにもわからないままついてくる少女と、
終わらせるために仲間を捜す男の旅が始まった。


なんてキツイんだ。
誰かのために戦ったのに、そのせいで守ろうとした者すら失っていく。
戦争が終わるときとは、後始末が終わったときなのか。
ならば戦争は終わっていない。
彼が最後の一人になったなら、彼もまた死ぬことになるのだろう。